梅雨というのに、ちっとも雨が降らないので、ダムの貯水量は50%を切って水不足が心配です。
今日もどんよりとしていますが、雨は降りそうにありません。
でも、オオムラサキは今年も羽化を始めました。
今年の第1号です。
深い青紫が神秘的です。
エサ不足で大変でしたが、無事羽化してくれて一安心です。
オオムラサキの幼虫は、半分くらいがサナギになっています。
ちょうどサナギになる幼虫がいました。
サナギになる前の幼虫は、ミシュランのタイヤマンみたいに、ぼこぼこになります。
体の側面に白い筋が入り、頭の方から皮を脱ぎ始めます。
背中のあたりが半分位出てきました。
頭が二つに割れて、後ろの方へ引っ張られます。
背中の方は、はとんど出てきました。
頭も半分位、脱げています。 お腹のあたりに見えるのが角です。
古い皮が、きれいにまとめられています。
お尻の所から、マジックテープのついた吸盤が出てきます。
この時点で、サナギは完全に古い皮から抜け出ています。
吸盤を、葉に押し付け、葉にあらかじめ張っておいた糸に、マジックテープを絡めて固定します。
がっちり、固定しました。少々の事でははずれません。
体をゆすって、古い皮を落とします。
激しく体を揺さぶります。
皮が落ちました。
頭が二つに割れています。
誕生したばかりのサナギは綺麗な緑色をしています。
こちらは、一週間位のサナギ。殻が固くなっています。
ネットの中の榎も、やっと葉が出てきました。
来週くらいには、オオムラサキが羽ばたく、緑のオオムラサキの里が見られそうです。