オオムラサキの里の緑もずい分濃くなりました。
幼虫も6齢になり、びっくりするほど大きくなってました。
ちょっとすまし顔です。
こちらは、お散歩です。
のんびり歩いていると後ろからせっつかれます。
ちょうど脱皮して6齢になる幼虫がいました。
さかんに上半身を動かしています。
体の側面に白い線が見えてきました。
上半身をぐっと後ろにそらします。
前足のあたりは、もう古い皮から抜け出しています。
新しい角が出てきました。
頭の後ろは、まだ古い皮とつながっているので、頭が後ろへ引っ張られるのです。
古い皮が切れました。
古い頭の所はまだ新しい顔の所にお面の様にくっついたままです。
背中の古い皮は、どんどん後ろへ押しやられて行きます。
正面から見ると、こんな具合です。お面をつけた様です。
古い皮は、ほとんどお尻の所まで押しやられています。
体をくねらせて、お面を取ろうとしています。
やっと取れました。
さらに体をくねらせて、古い顔を葉っぱから落とします。
古い顔を落とし、古い皮からも完全に抜け出ました。
ご苦労様でした。
オオムラサキの里は、今ピンチです。
榎の葉がまだ出ません。
少し出た葉は、すぐに幼虫に食べられます。
葉の無い木の幼虫を葉の有る木へ移していますが、葉のない木の幼虫は成長が遅れています。
早く葉が出てくれるのを祈るばかりです。