ネットの天井を開けました。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-12-10 10:46:00


オオムラサキの里の周りの木々はすっかり葉を落とし、本格的な雪のシーズンの到来です。

オオムラサキの幼虫も、木を降りた様なので、ネットの天井を開けました。



ネットの上には沢山の落ち葉が溜まっていたので、苦労して落ち葉を落として、天井のネットを端にたぐりよせました。


















今年は、雪が早く降りそうなので、これで安心です。


投稿by蕪生庵2017-12-10 10:46:00|コメント(0)コメントする

オオムラサキの幼虫が木から降り始めました。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-11-26 14:54:00



オオムラサキの里は紅葉が進み、榎の木も葉が落ち始めました。

オオムラサキの幼虫も、木を降り始めました。




ネットの中の榎はまだ青々としています。





葉の上にはまだ幼虫も、います。




しかし、木の幹を見ると、木を降りていく幼虫がいました。





木の根元の落ち葉をうらがえしてみると。





もう沢山の幼虫がいました。





来年の春まで、ここでじっとして冬をこすのです。






投稿by蕪生庵2017-11-26 14:54:00|コメント(0)コメントする

オオムラサキの幼虫達は越冬の準備をしています。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-11-12 13:05:00


10月は雨ばかり降って不順な天候が続きましたが、11月になって、やっと秋らしくなり、木々の紅葉も始まりました。




オオムラサキの幼虫も、4齢になり、冬支度を始めています。





体の色を、木の葉の色に合わせて少しづつ変えていきます。














これで、越冬の準備が出来ました。


榎の葉が散り始めると、幼虫も木から降り始めます。

投稿by蕪生庵2017-11-12 13:05:00|コメント(1)コメントする

3齢になりました。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-08-20 13:25:00


お盆を過ぎて、朝方は寒いくらいですが、日中はまだまだ夏の日が続いています。

オオムラサキの幼虫は、3齢が見られるようになりました。




3齢になると、角も立派になります。




この時期、2齢と3齢が入り混じっていて、よく見ないと、どちらかわかりません。

大体は3齢の方がおおきいのですが、なかにはでっかい2齢幼虫がいて間違うこともあります。




これは、2齢幼虫です。

結構大きいので、3齢と区別が付きません。




こちらも、2齢幼虫ですが、これは、脱皮直前で角が黒く、頭の後ろが白くなっているので直ぐにわかります。





これが3齢幼虫。体が大きく背中の突起も大きくてとがってます。


投稿by蕪生庵2017-08-20 13:25:00|コメント(0)コメントする

2齢幼虫になりました。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-08-01 13:49:00


このところ、台風の影響らしく、じめじめと蒸し暑い日が続いていたのですが、8月に入ったとたん、夏らしいからっとした天気になりました。

オオムラサキの幼虫は、暑さに負けず、元気に育ち、早くも2齢も現れています。



2齢になると、体も少し大きくなり、りっぱな角も生えます。





この時期の幼虫は、あまり動き回らず、葉の先のほうで、じっとしています。







この時期、孵化した幼虫が糸を吐いて、その糸を伝って降りて来ることがあります。

写真はその様子ですが、幼虫の上の方へ白い糸が伸びているのがわかるでしょうか?

投稿by蕪生庵2017-08-01 13:49:00|コメント(0)コメントする

新しい命の誕生です。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-07-16 15:04:00


梅雨明け間近の蒸し暑くて不安定な天気です。

オオムラサキの卵がかえる所を撮るため、三脚にカメラを据えて何時間も待っていると、何度もにわか雨に襲われて、大変でした。




産まれたばかりのオオムラサキの幼虫です。

黒い帽子をかぶってるみたいです。





体長2ミリほどです。

小さいので、よく目を凝らしてみないと見つかりません。





幼虫は卵を食い破って出てきます。

黒い頭が見えます。




頭が卵の外へ出てきました。



続いて胴体も見えます。




胴体も出てきました。





ほぼ全体が見えました。 あんな小さな卵にどうやってこの体が入っていたんでしょう?



出てから、自分の出てきた卵の方へ近づいていきます。





そして、卵を食べ始めます。





半分位食べました。



どんどん食べていきます。




ほとんど食べつくしました。

卵には、栄養があるんでしょうね。



食べ終わると、自分のねぐらを探しにいきます。




投稿by蕪生庵2017-07-16 15:04:00|コメント(0)コメントする

「オオムラサキを自然にかえす集い」

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-07-02 11:07:00


今日は「オオムラサキを自然にかえす集い」です。

毎年梅雨の真っ只中に催される行事なので、雨が一番の気がかりです。

幸い今年の天気予報では、雨の心配はないとのこと。

朝早くからたくさんの人が訪れています。









朝7時から今日放すオオムラサキをケージにとりこみました。

全部で300匹です。






午前11時、後藤会長によるオオムラサキの生態の説明がおこなわれました。

そして、いよいよオオムラサキが放されました。



今年は、人が多くて、後ろの方は中々見れなくて大変でした。




それでも、子供たちの協力のおかげで、無事ネットを開けることができました。





そして、いつもどおり、何匹かは、子供たちの手や肩にとまって、カメラマンにサービスしていました。










一方、ネットの中では、次の世代への命の営みがおこなわれています。




産卵も始まっています。







こちらは、餌場です。沢山のオオムラサキが集まっています。


投稿by蕪生庵2017-07-02 11:07:00|コメント(0)コメントする

羽化が本格化しました。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-06-17 10:31:00


オオムラサキの里は梅雨だというのに、真夏のような晴天が続いています。


オオムラサキの羽化は本格化し、毎日沢山のオオムラサキが誕生しています。







そして、早くもメスも生まれている様です。





新聞やテレビで紹介されたため、大勢の見学者が来られています。





良い写真を撮ろうと皆さん必死ですが、中々羽を開いてくれません。

中でも人気なのは羽化の瞬間です。






運が良ければ、1時間で2回も3回も羽化を観察できます。




サナギが割れてオオムラサキの背中が見えてきました。



体がほとんど出てきました。





誕生の瞬間です。




逆さまにぶら下がって、羽を伸ばしていきます。




羽は、みるみる内に伸びていきます。




大分蝶らしくなってきました。



完全に伸び切りました。サナギから出てここまでで、10分です。


今年の「オオムラサキを自然にかえす集い」は、7月2日(日)の午前11時からです。






投稿by蕪生庵2017-06-17 10:31:00|コメント(0)コメントする

オオムラサキの羽化が始まりました。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-06-10 10:30:00


オオムラサキの里は、梅雨に入りましたが、今日はからりと晴れて、さわやかな晴天です。

そして、ついにオオムラサキの羽化が始まりました。




今年は、例年に比べて、寒い日が多く、少しおくれましたが、大きなオオムラサキが産まれました。














右のオオムラサキは、光線の関係で黒っぽくてメスみたいですけど、立派なオスです。




これは、ネットの中の榎の葉が無くなったため、ネットの外の榎に避難させてた幼虫がサナギになったため連れて帰ったものです。





この様な箱が8つあり、これからどんどん羽化していきます。

見ごろは今月下旬。7月2日には「オオムラサキを自然にかえす集い」が行われます。

投稿by蕪生庵2017-06-10 10:30:00|コメント(0)コメントする

サナギになりました。

◆記事のカテゴリー:日記  ◆投稿日時:2017-05-22 14:20:00


オオムラサキの里も緑が濃くなってきました。

オオムラサキもいよいよサナギになりました。



葉と同じきれいな緑色をしています。




サナギになる直前の幼虫です。

葉の裏に逆さまにぶら下がっています。




皮を脱ぎ始める前に、体の横に白い線が入ります。



頭の後ろから皮を脱ぎ始めます。



半分くらい脱ぎました。




ほとんど脱ぎ終わりました。




お尻の所からかぎ爪を出して、皮の上から爪を葉につけた糸にひっかけます。




脱いだ皮を落として、サナギの完成です。







3週間じっとして、蝶になる日をまちます。

投稿by蕪生庵2017-05-22 14:20:00|コメント(0)コメントする